名前 : 賢一
日付 : 06月10日(木) 04:23
皆さんご存知でしょうか?ここのホームページを作っている作者の事を。知らない人のために僕の視点から見たアンドウマサヒロ像を分析してみたいと思います。
まず、何から語れば良いのでしょうか?安藤くんとは高校時代に音楽部にて知り合い、それからずっと友達をやらせて頂いてます。では、まず、入学仕立てからお話しましょう。
僕らが音楽部に入部した理由は、至って簡単。先輩方がとても楽しそうにしていて、そして、カッコ良く見えたからです。代々音楽部は少し詐欺的な所があります。まず、新入生歓迎会では合唱などしないでPOP
Mussicを歌います。しかも、ハモッテいて超かっこいい。そこで、僕らはだまされたというのか、音楽の素晴らしさを教えて頂いたというのかは微妙のなのですが、・・・置いといて。僕はコー君と一緒に入部をしました。そしたら、男子部員が2人しかいなくて少し淋しいと思っていたら、安藤くんが入部してきたのです。今でも忘れません。あの日、僕と甲太郎がベンチに座って話しているところに背後からいがぐりみたいな頭をした人がちかずいてきて僕の耳元で囁いたのでした。
「合唱っていいよね。・・・」
キャラクターは極めて暗かった事を思い出します。僕と甲太郎は合唱がしたくて入ったわけではなく、ギターやピアノといった楽器系でバンドみたいな事をしたかったのですが、彼は違います。アヤフヤな記憶によると中学時代も合唱部にいたような事を聞きました。(これを聞いたとき正直言ってひきました)なにはともあれ現在の音楽部の主要メンバーはこうしてそろっていったのです。
次の思い出は、通称「生卵事件」といわれ、今でも語り継がれている話しなんですが、英語のオーラルという授業でゆで卵に色を付けると言う事で、僕と甲太郎はゆで卵を持ってきました。しかし、甲太郎は生卵を1つだけ持ってきていたのです。そこで、いたづら好きの甲太郎と僕で安藤くんをはめて頭で生卵を割らせようという名案(?)が出てきたのでした。さっそくそれを実行するために、僕らは期が熟するのを待ちました。そして、いよいよ放課後。安藤くんを呼び付け僕は、
「やっぱ、ゆで卵を頭で割って食べるとおいしいよ。」
などと、大袈裟に言って甲太郎に続かせました。するとコウクンは
「だよね。やっぱ男はゆで卵を頭で割らなくてはね。」
といい、安藤くんに生卵を渡しました。すると何も知らない安藤くんが
「俺は男の中の男だから、ゆで卵を縦にして額で割るよ。」
と意気込んでいました。生卵というのは、構造的に縦では割れにくい性質を持っています。さらに、力が一点に集中するため結構堅いはずです。次の瞬間安藤君が額で生卵を割ったではないですか。そのありさまがまた僕の目にはとても滑稽に映ってしまい、その場で笑い転げてしまいました。なぜなら、額にあったにきびが潰れて血が出てきて、更に、生卵の白身や黄身がくっついているのです。誰でも大笑いするはずです。僕は、怒られるかなと思っていたら、みんなの所にいってその顔で笑いをとっているではないですか。僕は確信しました。「こいつ、相当な強者だ」とね。
そして、最後まで笑い転げていた僕の近くによってきて、
「若気の至りだね。」
などと、青春しているではないですか。こいつの大きさに僕はびっくりしてしまい、次のいたづら大作戦を実行しようと決意したのでした。
第一部 完 第2部に続く
感想
安藤くんという人は、とても出来た人間ですね。凡人の僕であったら怒ってしまいますが、さすがです。お見それしました。