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第27回定期演奏会平成9年3月23日(日)1:30開場 2:00開演 山梨県民文化ホール小ホール 主催 甲府西高等学校音楽部 |
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第1部 指揮:渡辺玲子(顧問) 伴奏:藤江優子
1 春に 作詞:谷川俊太郎 作曲:木下牧子
この曲は『地平線のかなたへ』という組曲の中にあります。あなたも「この気持ちはなんだろう」と思ったことはありませんか?
どこか矛盾していて、どこかもどかしくて・・・・。この曲を聴いて、あなたなりの答えを出してみてはいかがでしょうか。
2 こぎつね ドイツ民謡 作詞:勝 承夫 編曲:青島広志
♪こぎつねコンコン山の中♪
で始まるみなさんご存知のこの曲。しかしこの曲は少し違います。アカペラで転調が多く難しくなっているのです。様々に変化するこぎつねの表情を感じてください。
3 クマはなぜ冬ねむる?
作詞:ア・コヴァレンコフ 作曲:エリ・クニッペル 訳詞:おざわつゆき 編曲:青島広志
くまの子ミーシャはお気に入りの毛革のシューバをはいて森をお散歩しています。しかしある時、あやまってきつねのしっぽ踏んでしまいます。それに驚いたきつねは飛び跳ね、森中たちまち大騒ぎ!
ミーシャ、早くおうちへお帰りなさい。森の動物たちは、みーんな、冬の日は静かに眠るのよ。そう・・・、暖かい春がやってくるまでは・・・。
4 聞こえる 作詞:岩間芳樹 作曲:新実徳英
みなさん、想像してみて下さい。昭和20年広島と長崎に原爆が投下されました。一面は焼け野原、悲惨さが漂った街には人々のうめきと共に平和を求める鐘の音が響き渡る・・・・・・。この曲を通じて平和の喜びをかみしめてくれたらと思います。
5 はるかな歩みより「第1番 機織る星」 作詞:村上博子 作曲:高田三郎
7月7日、織り姫の切ない恋心が伝わる日。夜に生きる織り姫は陽の光に耐えながら、毎日定められた絹を織っていく。あなたも空にかかる天の川を思い浮かべながら、女声のハーモニーを味わってください。
6 いのち 作詞作曲:小林"流れ星"浩二郎(OB) 作詞:遠藤"ららら"裕也(OB)
しあわせになるために人は生きるのではなく、生きている自体がしあわせなのだということが最近分るようになりました。それは、どんなものにも勝る生きる動機であり、糧であり、故に合唱にのせるメッセージとして、最適だと考えたのであります。そんな気持ちを少しでも汲んでいただけれが幸いです。
〜作者わりと2名〜
7 ふるさとの四季(抜粋) 編曲:源田俊一郎
この曲は誰もが1度は聴いたことのある曲、懐かしさを感じさせる曲が沢山あります。みなさんも人それぞれの思い出に、しみじみと浸って頂けたら嬉しく思います。
第2部 指揮 渡辺玲子(顧問) 伴奏 藤江優子
オリジナルミュージカル
いつも『変だ』と言われる音楽部。今回はひとあじもふたあじも違う、ワクワク・ドキドキの青春ドラマ。ある事件をきっかけに悩み、傷つき、そして助け合う音楽部の姿を描きます。
第3部 指揮:渡辺玲子(顧問) 伴奏:藤江優子
組曲「IN TERRA PAX -地に平和を-」 作詞:鶴見正夫 作曲:荻久保和明
1.知った
2.OH MY SOLDIER
3.花をさがす少女
4.ほうけた母の子守歌
5.IN TERRA PAX
この曲は、ベトナム戦争の頃に書かれた「太郎は知った」という詩を合唱曲にしたものです。「戦争で散った世界中の無数の若者の命へのレクイエム」、「美しい花に命への愛を託し、一瞬にして奪い取る戦争の悲惨さ」、「消えることの無い怒りと怨念」、「この地球に生きるもの、すべての命のための愛」を歌ったものです。私達は戦争を知りません。しかし、知らないからこそ精一杯想像し、狂気、愛、そして祈りを音ひとつひとつに込めたいと思います。
=LAST=